「海月ひかり①」発売記念インタビュー

「僕の中の小さなカイジュウ」
 

自分の中で、いろんなことがつながらなくなって、しばらくして作曲を始めました。音楽が好きだったわけでも、歌手に憧れてたわけでもなく、どうやって表現していいかわからない、自分のなかの感情のカタマリを、ありのまま書き出して、歌っていると、心がとても落ち着きました。

押し寄せる悲しみや不安。暗闇のなか、たったひとつの光が射し、その先にあったのが『歌う人生』でした。

「僕の中の小さなカイジュウ」は、音楽と出会い、暗闇から這い出そうとしていた十代の私が書いた曲です。4月にリリースした作品集「海月ひかり①」に、私のピアノと歌だけで入れました。これが全ての始まりだということを、残したかったからです。手首を切った事も、飛び降りようとしていたことも本当の事で、私が「歌う」ことと「生きること」をとても近い距離感で捉えていることも、いまだ変わりありません。この曲を一枚目の一曲目に選んだ事は、一番自然でよかったと感じています。

きっと40歳になっても、50歳になっても、私のなかのものすごいカタマリは失せることはないし、素直に自分を表現し続けることに尽きるのではないかと、今日の私は考えています。

                     2014年5月4日

 

 

 

 

僕の中の小さなカイジュウ 試聴用動画

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